凶悪犯罪者バトルロイヤル 第150話

 宮崎勤は、コップに残った最後の「赤マムシドリンク」を飲み乾した。五錠もの「レビトラ」とともに、である。

 近年、とあるお笑い芸人が、バイアグラの飲みすぎで体調を崩し、救急車で運ばれた事件があった。通常の用量の五倍ものレビトラを服用した僕も、そうなってもおかしくはない。

 勝つために、明日を捨てる――。今の僕の気持ちは、「グラップラー刃牙」のとある登場人物そのものだった。

 僕はおもむろに服を脱ぎ捨て、おむつ一丁となった。そしてリモコンを用いて、曲を入れる。「崖の上のポニョ」――。大好きなジブリアニメの、テーマソングだった。

「ぽ~にょぽ~にょぽにょ男の子。真ん丸お腹の男の子」

 歌詞に合わせて、僕はデブ腹を揺すり、汗を飛ばしてみせる。その際、小刻みなジャンプを繰り返し、やはり脂肪まみれの太もも、二の腕なども揺らし、より「ぽにょ感」を演出するのがポイントである。これこそが、僕が考えた創作ダンス――。マキが勤める保育園で披露すれば、大ヒット間違いなしのダンスだった。

 僕の腹から飛び散った汗が、マキの美しい顔に付着していく。興奮した。しかし、こんなのはまだ、序の口である。続いて僕は、180度身体の向きを変え、突き出したおしりを、マキの顔に押し付けた。溜まったうんちを、おむつ越しに押し付けたのである。

「ぽ~にょぽ~にょぽにょ男の子。真ん丸お尻の男の子」

 僕は、お尻の「ぽにょ」ならぬ「むにゅ」をマキの顔に押し付けながら歌う。興奮した。興奮したせいか知らないが、また、便意を催してしまった。

 お尻をマキの顔に押し付けたまま、盛大に排便する。僕のお尻の「むにゅ」が、一回りサイズを増した。

 もう、止まらない。このまま最後まで行くつもりだった。

 曲が終わると、僕は持ちこんだおしゃぶりを咥え、よだれかけを付けた。大きな赤ちゃん――股間を硬くした赤ちゃんに変貌したのである。ちなみに、本当の赤ちゃんも、普通に勃起することはあるらしい。いつか、0歳の硬くなったおちんちんを、100歳の老婆の陰部に挿入する――それが、僕の夢の一つだった。

 そして僕は、おむつの股間部分に穴を空け、ついに「毒魔羅」を露出させた。

 毒魔羅――。ゴキブリの体液、ワラジムシをすりつぶしたもの、カマドウマを煮詰めたもの、ヤスデにはちみつをかけたもの・・など、自然界から抽出したエキスを、腐った牛乳、自分自身の唾液、滅茶苦茶まずい青汁、伝説の「チョコレートソーダ」などを混ぜ合わせた液体に浸し、その中に、よく洗って粘膜を落としたペニスを漬けることで完成する武器・・・。こんなものが人間の身体に挿入されたら、死に至ることは間違いなかった。

 無論、使用者である僕自身とて、ただでは済まないだろう。しかし、それが何だというのか。僕は、今日の勝利を得るために、明日を捨てた男なのだ。ちんちんが壊死することを恐れるような、柔なハートは持ち合わせていない。

 勝つために明日を捨てた男であるところの僕は、ちくびを刺激しながら、ソファに横たわるマキににじり寄っていった。ちなみに、もう一方の左手は、「毒魔羅」をしっかりと握っている。

 ちくびオナニーには、しごき技がない・・。そう思っていた時期が、僕にもあった。しかし、何のことは無い。右手でちくびを弄りながら、左手でちんちんをシコシコすればいいだけなのである。

 そう・・・。ちくびオナニーって、片方の手でちんちんをしごく性技なのだ。

 そこまで考えたところで、僕の今のやつは、別に何も、あの刃牙の有名なセリフとかかってないことに気づいた僕は、羞恥で顔が真っ赤になった。

「くそう、僕にこんな恥ずかしい思いをさせやがって。酷い女だ」

 僕はやり場のない怒りの矛先を、目の前のマキへと向けた。こうなれば、マキの命を確実に奪い、心の靄を払しょくするしかない。

 マキに毒魔羅を突き刺すにあたり、最大の関門は、いかにして強姦罪を回避するか、である。

 その対策は万全だった。僕は、マキに送った「おじおち」に、作者であり、僕が尊敬する人物である、夜原なおき先生による吹き替えテープをつけていた。テープには一定の間隔で、僕のオナニー時に発せられた、皮が上下する音が録音されている。マキが「おじおち」を読んで恍惚感を味わっているとき、それが耳に入ることによって、僕のオナニー音が、快感として刷り込まれるという仕組みだ。いわゆる、サブリミナル効果という奴である。

 僕は、毒魔羅をしごきはじめた。眠っているマキには、すぐに反応が伺える。頬がピクリと動いたのだ。このまま陰部摩擦を続けていれば、マキは必ずや、僕の毒魔羅を欲しがり始めるに違いなかった。

「・・・・・!!!」

 勝利を確信した、その瞬間だった。僕の毒魔羅が、激しい痛みを発し始めたのは。

 痛い。尋常ではない痛さである。見た目には、何も変わっていない。黒々とした肉棒の先に、梅干しのような亀頭が覗いている、いつもの僕の息子である。とくに腫れたりということはないのに、なんでこんな痛いんだ。

「どうしたらいいんだっ、どうしたらいいんだっ!ああっ、ああっ!」
 
 勝つために明日を捨てた代償が、僕に襲いかかってきた。

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No title

宮崎さんかわいそう!わああ…汗


マキ先生すきです!きっとしっとりした綺麗な方なんだろうなー…て思ってます。わたしのイメージでは、吉高ゆりことか、MIWAみたいな和風清楚美人で再現されてます♡


じつはわたしも保育士志望だったりします~資格の勉強さぼってブログ読んでたり…笑 


マキ先生みたいな素敵な保育士目指します!




No title

続きはよ

No title

>>あやかさん

マキ先生は堀北真希ちゃんでいいと思うよwまあ任せますw女子大生が勤の変態行動を読んでいると思うと作者も興奮するよ!

あやかさんは保育士志望なんか~。今はモンスターペアレンツなんかの登場で大変だろうけど、子供が好きならそれが一番だから。頑張ってね。

>>おおさん

ちょっと待ってください、今日明日中には上げます~。
プロフィール

津島 博行

Author:津島 博行
1987年4月3日生 男性
相互リンク歓迎します。

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