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外道記 改 12



 愛娘を肩車する東山が、驚愕に目を見開いた。

「よう。東山じゃねえか。奇遇だな」

 丸菱運輸の倉庫から車で十分ほど走った場所にある、市民公園。平日は鬼の形相で働く企業戦士が、週にたった一日だけ仏の顔になる、日曜日の昼下がり。見つめる誰もが微笑ましい顔になる家族だんらんの図に、一家の主を殺人犯に追い込んだ男が、突然割って入ってきたのである。東山が驚き慌て、警戒するのも無理はなかった。

「いくらなんでも・・・・・!!お前、困るよ、なにをしてる、やめてくれ!」

 興奮すると、脳内の言語を司る機能が崩壊してしまうのは相変わらずだが、今回の東山の動揺は、特に並々ならぬようである。

 かつて人の道を踏み外した東山が、苦難の末に築いた家庭。世間の風潮に染まれず、自分の世界の中だけでしか生きられない東山が、命を賭しても守ろうとしているもの。東山が唯一、幸福を実感できる大事な空間への侵入を試み、そこに馴染んでみせるということは、取りも直さず、東山がますます俺に心を許すことに繋がる。今後の東山からの金銭搾取をさらに有利に進めるために、俺は偶然を装って、わざわざ休日に、職場の近くまで出かけていったのである。

「一体、何の用だ。話があるなら、電話でアポを取ってくれと、あれほど・・・」

「慌てんなって。そんなんじゃねえよ。本当に、偶然さんぽに出たら、たまたま会っただけだって。それより、お前、そのTシャツ似合ってんじゃん」

 東山が、愛娘との親子ルックで着ているご当地ゆるキャラ「くまっしー」のTシャツを茶化してやると、東山の生白い顔が、茹蛸のように赤くなった。

「おじちゃん、くまっしー好きー?」

「おお、もちろん大好きさ。美織ちゃんっていったっけ。くまっしーのストラップで良かったら、おじちゃんが持っているのをあげるぞ」

「うわ~、ありがとう~」

 俺のスマートフォンに付いていた「くまっしー」のストラップをやると、東山の愛娘、美織が、父親に似ても似つかない愛くるしい笑顔を浮かべた。美織は、俺がその昔、彼女と変わらぬ歳の少女に、遺伝情報の詰まった白濁の液をかけたことがあるなど、露も知らない。一方、俺の過去の犯罪を知る父親の東山は、幼子を持つ親が最も憎むべき罪を犯した俺が、教えていないはずの娘の名前をなぜか知っていたことを受け、肥溜めに足を突っ込んだかのように、不快そうに顔を歪めている。

 小さな子供は好きでもないが、嫌いでもない。子供相手にみっともない態度を見せない程度の、最低限の大人としての自覚は持っているつもりだが、特別に可愛らしいと思ったことはない。子煩悩に見える東山とて、他人の子供に対してはそんなものであろうが、俺の場合は、自分の遺伝子を受け継いだ子供にも対しても、余所の子供と特別に違った感情は抱かない。男性には元々、「無償の愛」というものがなく、子供がある程度育ってからでないと本当の愛情を抱くことはないそうだから、子供が生まれた瞬間赤ちゃんポストに放り込んだ俺が自分の子供に何の愛情もないのは、当たり前の話である。

 考えてみれば、近代以前の社会では、親は今よりも絶対的な存在であった。貧しい農村では「間引き」という名の人口調整も行われていた。基本的に、子供は死んでも、また作ればいいという考えであり、親が子供のためにすべてを犠牲にするという感覚はなかった。

 それがいつの間にか、子は何よりも尊いものであり、親たるものは子供を一人前にするために、金も時間も、持てるすべてを費やさなくてはいけないということになった。その責任を放棄する親はとんでもない親であり、人でなしだとされるようになった。

 昔の方が子供を大事にしていなかったにも関わらず、何となく昔の子供の方が親孝行だったイメージがあるのは、昔は最低限食わせてさえやっていれば、子供に感謝される安上がりな時代だったからだろう。今では、親は子供に栄養のある食事を与えるのは当然として、キレイな衣服を着せ、おもちゃやゲームを与え、年頃になったら個室を与え、大学、専門学校と、子供が望む限り勉学をさせるところまでしなければ、どんなに愛情をもって育てたとしても、親が恨まれる可能性もあるという時代である。

 子供は国の宝と言い、未来の希望そのものと言いながら、いざ子供を作ってみれば、家庭への援助は少なく、子供が問題を起こしたときはすべて親の責任とされ、苛烈な追及を受け、多大な損害賠償を背負わされる。子供を育てるのも自己責任と親を突き放すこの国で、俺のような無責任男が、子供をまともに育てられるはずがない。それでも俺は、母乳が飲みたいからと、自らの欲望のためだけに、愛してもいない女との間に子供を作った。 

 なんだかんだといっても、俺も子供に申し訳ないという気持ちはある。俺が将来、自分で作った子供に復讐されることがあるとすれば、それは仕方がないことなのだろう。その覚悟があるということが、育児を放棄する一応の免罪符となっている。

 そういえば、俺と子を作った女、ゆかりは、どこに行ったのであろうか。もし都会を彷徨っていたのであれば、まだ四十代の女ということもあり、そこそこリッチなホームレスの情婦にでもなって、最低限衣食住には不自由しない生活を送ることもできただろうが、地方にはホームレスのコミュニティもなく、頭の弱いゆかりが身を寄せるところはない。

 俺のところにはまだ連絡がないが、行政の手によって保護されているのであろうか。それとも、どこかで野たれ死んでいるのであろうか。あの豚が死のうが生きようがどうでもいいが、この先俺の邪魔にならないように、どこで何をしているのかだけは知っておきたいものだが・・・。

「お友達・・・?」

 東山の女房が、不信感と警戒心が色濃く混じった視線を俺に向けながら、夫に問うた。かつて、元夫からDVの被害にあっていた女は、外界の脅威から自らと娘を保護するため、東山という絶対的守護者にすべてを委ねているのだ。

「ご主人の会社に派遣されている、蔵田と申します。家族水入らずのところ、すみません、奥さん。今、ご主人が会社で大変な状況ですが、私が付いていますから、絶対に大丈夫ですよ」
「お、おい!女房に仕事のことを言うのはよせ!」

 下手したら職を失うというヤバい立場に追い込まれていることを、東山は女房にはまったく相談していないらしい。会社でのことは、家庭に持ち込まない主義のようである。もしくは、女房には一切弱みを見せないタイプか。

「なに、お前、奥さんに言ってなかったの?まあいいや。これからよ、俺、労働組合の活動に参加してくるからさ。なんかお前の会社の社長が、頑なに団体交渉には応じないって言ってるみたいでさ。会社のことを糾弾するために、駅前で街宣活動をやるんだって」

「街宣活動だと!それは、政治結社がやってるみたいな、あれか?」

「まあ、お前が唐津のガキを胸で突き飛ばしちゃった件で、奴ら、相当熱くなってたみたいだから、ヘイトスピーチみたいな感じになるかもな」

「そんな…・俺は、どうすれば」

「だからさ、俺がしっかりアイツらを抑えて、少なくともお前のことだけは守るからさ」

「・・・・・信じて、いいんだな?」

「ああ、もちろんだ。アイツらとは派遣先の会社でたまたま一緒になっただけで、義理はお前との方が上なんだからよ」

 白々しいにもほどがあるが、東山が今の状況で頼れるのは、俺しかいないのは事実なのである。東山から見れば「イジメ」によって、人を殺すような精神状態にまで追い込まれ、あろうことかそれをネタに金銭を強請り取られている相手に、自らの命運を託すという奇妙な状況が、現実に誕生してしまったのだ。

「じゃ、行くわ。邪魔して悪かったな」

 東山に別れを告げた俺は、ローカル線に乗り、丸菱の最寄り駅から三駅向こうにある、地域では最大の繁華街に行くと、すでに駅前では、唐津たちによる、丸菱運輸および東山を糾弾する街宣が行われていた。

「・・・丸菱運輸北関東営業所では、正社員による派遣労働者への暴力や暴言が常態化し、正社員に反抗する派遣労働者への不当な冷遇など、派遣労働者に対し、職務上の指導を逸脱した扱いが、日常的に行われています。経営者は我々の団体交渉の申し入れを拒否し、契約満了とともにクビを切って、すべてを闇に葬り去ろうとしています。我々はそれに対し、断固として・・・」

 唐津たちが街宣を行っている駅は、この地域最大の繁華街の最寄り駅である。労働組合の街宣活動は、内容が事実に即している限り、基本的には違法になることはないが、経営者や従業員の自宅周辺など、個人の生活の安寧を犯す範囲内で行ったり、企業の得意先など、営業に著しい不利益が生じる場所で行うと、違法となり損害賠償を求められる可能性が高い。かといって、あまりに宣伝効果が薄い場所でやるのは意味がない。場所選びは重要である。

 拡声器を使って演説する唐津の周りで、莉乃や松原、田辺らが、東山らに受けた肉体的、精神的被害の具体的内容が記されたビラを、通行人に配布している。東山の名前はイニシャルになっているが、小さな田舎町のことである。噂が広がり、個人情報が特定されないとも限らない。

 東山の個人情報がネットに流出したら、マスコミは放って置かないだろう。中学時代、同級生にイジメを受けたことをきっかけに、同級生の少女を滅多刺しにして殺害した男が、成長して暴力運送会社の親分になり、今度は自分がイジメた派遣労働者から訴えられていたなど、いかにも週刊誌が喜びそうなネタではないか。

 まだ、独身であれば身を晦ますことは難しくないが、今の東山には妻子がある。今度またマスコミに追いかけまわされるようなことになれば、東山は間違いなくおしまいである。

 重要な事は、東山が現在の立場に追い込まれたことに関しては、俺には一切責任がないことである。俺は東山が少年院に収監されて以降の人生には、まったくタッチしていないのだ。東山が家族を作ったのも、丸菱運輸の中で大暴れしたのも、全部、東山自身の責任によるものである。

 今、東山を人生最大の危機から救ってやれるのは、俺しかいない。ちんちくりんの少年東山にとって悪魔でしかなかったはずの俺は、偉丈夫に成長した青年東山にとっては、メシアである男となったのである。

「通行人のみなさん、コイツらの言うことを聞いてはいけません!コイツらは、自分たちが仕事ができないのを棚に上げて、会社を訴えようとする不届き者です!コイツらは、人生というものを舐めているだけなんです!」

 突然、労働組合の活動に、同じように拡声器を手に携えながら乱入して、街宣の妨害をしようとするのは、深山、桟原、牧田の三バカトリオである。昼休み、唐津たちが休憩室で、街宣の予定を話しているのを聞いて、邪魔しにやってきたのだ。彼らにとっても休日は大事だろうに、ご苦労なことである。

「な・・・何なんですか、あなたたち!僕たちは今、正当な組合の活動を行っているんですよ。これを妨害するのは、不当労働行為だ!」

 正確にいうなら、三バカトリオの行為は、不当労働行為ではなく、威力業務妨害に当たる。労働組合の正式な活動を妨害して不当労働行為になるのは、使用者による直接的な妨害、もしくは使用者の介入を受けての妨害があった場合である。今回の三バカトリオの場合は、労働組合の活動を妨害してはいるものの、おそらく動機は個人的な感情によるもので、海南アスピレーションや、丸菱運輸からの指示を受けたわけではないはずである。だからこそ、バカなのだが。

「不当・・・・なんとかはよくわからんが、不当はお前たちだろ!俺たちの大事な職場を訴えるようなことしやがって!自分の仕事を守るために、俺たちも戦うぞ!」

「道路使用許可はとってあるのか?僕たちはちゃんと届け出を出して、正式な活動をしているんだ!邪魔するんだったら、警察に訴えるぞ!」

「おお!訴えてみろ!俺らは豚箱にぶち込まれる覚悟で来てんだ!お前らみたいな、仕事ができねえ、根性なしに負けてたまるか!」

 こういうバカを見ていると、つくづく、「自己責任論」なる風潮と、その風潮を流した国家やメディアの罪深さを感じずにはいられない。

 貧困の原因を、すべて個人の努力不足に押し込めようとする国家と、政治の責任を追及しようとする国民の争いは今に始まったことではなく、自己責任論は日本独自の考え方でもないが、この国が異質なのは、資本主義の恩恵を十分に受けている勝ち組だけではなく、明らかに人生の負け組となった者の中にも、自己責任論を声高に唱えている者が大勢いることだ。

 社会の最下層にいる人間――国家から切り捨てられ、生活を脅かされ、人権を蹂躙される立場に落とされた奴隷どもが、なぜか競争をやめようとせず、自分になにも美味しい思いをさせてくれなかった資本主義の大原則に従って、奴隷同士で足を引っ張り合い、蹴落とし合おうとする。

 おそらく、戦後以来の日本人の特質である、強い自虐性と関係があるのだろう。自分の人生が報われないのは、全部自分の努力不足だと決めつける自虐が、「謙虚」と置き換えられ、ある種の美徳のように考えられてしまうのだ。

 やせ我慢の美学――男らしさという病。自己責任論に洗脳された者は、我慢することを格好いいことだと思い込み、誰かに助けてもらうこと、誰かの手を借りることを、恥だと思い込む。欲しいものも言わず、苦しいと声をあげることもできないまま、餓えて死ぬ。実利を追い求め無いという点で、自己責任論は、極めて宗教的な発想だ。日本は無神論の国などと言われるが、「自己責任教」という宗教が、ちゃんと根付いている。

 世の中に完璧な人間などはいないし、生まれてから死ぬまで、ずっと努力している人間もいない。世の中を牛耳るエリート達にだって欠点はあるし、怠けた経験もある。お前がダメなのは、全部怠けたせいだと言われて簡単に納得していたら、自分を受け入れない社会の側の問題など永遠に見えなくなってしまうはずだが、大人しく、自虐的な日本人は、いとも簡単に、「ああ、そうだったのか」と、自己責任を受け入れてしまう。

 既得権益を握った勝ち組は、大人しく負けを受け入れ、負けたのは全部、自分の努力不足だと認めて、勝ち組に刃向かう意志を見せない負け組には優しい。負け組が敢えて自己責任論を唱えるのは、「私は自己責任を認めているから、それ以上責めないで」という心理が根底に働いている。

 負け組が勝ち組に媚びていれば、勝ち組は優しくしてくれるのかもしれないが、分け前は絶対に与えてくれない。阿諛追従するヤツは、どこまでも舐められるだけだが、いい年をしてそんなこともわからないのが、三バカトリオのような連中である。

 強者と戦って、権利を勝ち取ろうとするのか、強者に媚びて、いいように利用されるのか、どっちが本当に彼らにとって得かは明らかなのに、彼らはわざわざ、損をする方に行こうとする。彼らはどう見てもバカだが、本人たちは自分がバカなどとは夢にも思っていない。なぜならそれは彼らにとって、「自己責任教」の教義を全うするという、崇高な行いなのだから。 

「あなたたち、嫌なことはやめてください!私たちをじゃましないでください!」

 今にも殴り合いを始めそうな唐津と深山の間に割って入った莉乃が、三バカトリオを睨み付け、敢然と立ち向かう姿勢を見せる。勇ましい莉乃の姿に、組合のメンバーは勇気づけられているようであるが、莉乃が三バカトリオと同類であることを知っている俺は、一人白けていた。

 障害者枠の中で、身の丈に合った幸せを掴むよりも、周りから都合よく利用されて、使い捨てられても、健常者の世界にしがみついて生きていきたい。学生時代、無理をして普通学級に留まることに拘り、特殊学級で適正な教育を受ける機会を自ら放棄した莉乃の選択はまさしく、今の三バカトリオと同じである。

 恋愛においても一緒。イケメンや美人という、カーストの上位にある連中にプライドを踏みにじられたとき、莉乃は理不尽な強者に抗うことでプライドを取り戻そうとするのではなく、徹底的に媚びて、強者の側に行くことで、プライドを取り戻す道を選ぶ。容姿に恵まれない中で、容姿に恵まれないなりの幸せを掴めればいいと考えるのではなく、蹴とばされても、屁をひりかけられても、必死で強者の世界に縋りつこうとする。

 努力して上の世界に行こうとする姿は尊いと思う向きもあるかもしれない。だが、自分が上の世界の住人であると確認するための手段として、他人を見下すのは?他人を見下してガス抜きをしながらでないとできない努力など、しない方がマシである。体の良いサンドバッグにされる人間が、いつまでも黙っていると思ったら大間違いだ。男を舐め腐ったような事ばかり繰り返していれば、いつかはジョーカーを引くのである。

「私は、絶対に負けません!悪い人たちは赦さないんです!絶対に、戦うんです!」

 この労働組合の活動が始まって以来、莉乃の鼻息が、日増しに荒くなっているような気がする。やはり、俺のジャンヌダルク発言が利いているのだろうか。彼女は今、その華奢な背中に、黒死病と農民一揆、百年に及ぶ戦争により疲弊した国土で苦しむ数百万の民を背負っているつもりなのかもしれない。

 組合と三バカトリオの争いに、積極的に油を注ぐつもりはなかった。どう考えても不当なのは三バカの方であり、このままエスカレートすれば、唐津の言う通り、三バカが警察に引っ張られて収まるだけだ。

 こんな三バカなんかよりもよっぽど、労働組合の活動に冷や水を浴びせかけられる人物が、もうすぐここにやってくる。俺はそれを知っている。

「・・・・親父!何やってんだよ、こんなとこでよ!」

 人が人らしく扱われること、働くみんなが幸せになること。誰もが得をする道に向かうことが、なぜ難しいか――正義を阻む人の世の現実を教えてくれる人物が、唐津たちの目の前にやってきた。
「・・・・・親父!」

 まだ十代の少年が詰め寄ったのは、書記長を務める田辺であった。

「電話も出ないで何やってるかと思ったら、こんなこと・・・・。せっかく見つかった仕事、また失くす気かよ!今度はちゃんと働くって言ったのは、嘘だったのかよ!」

 田辺の家庭では、高校生になる息子と、小学生の娘、息子を、男手ひとつで養っている。

 六年前、印刷会社をリストラにより追われた田辺は、再就職活動に失敗し、派遣会社に登録して働き始めた。しかし、低い賃金や、現場で若い正社員に軽く扱われるのに耐えられず、トラブルを起こすことを繰り返し、幾つもの派遣会社を渡り歩いて、八か月前に、海南アスピレーションへと流れ着いた。

 ブランクの期間で貯金を食いつぶし、現在は海南アスピレーションの仕事で得る、月々手取り十六、七万程度の給料と児童扶養手当で、田辺はギリギリの生活を送っている。長男のアルバイト代
をも当てにして、どうにか子供たちを学校に行かせている状態である。リストラは仕方ないにしても、派遣会社を転々としたことについては、長男は当然、快くは思っていない。

 田辺の家庭の事情は、仲間を信頼しきった田辺本人が、自ら口にしたことである。東山から田辺の家の固定電話の番号を聞き出した俺は、電話に出た長男に、偽名を使って、父親がまた会社で騒ぎを起こそうとしていることを告げたのだ。

「違うんだよ、悟。今度こそお父さん、仕事を長く続けようと思って、みんなと一緒にこういう活動を・・・」

「マジでいい加減にしろよ!会社を訴えるのに、仕事を長続きさせるもクソもあるかよ!俺のバイト代にもたかってるクセして、遊んでんじゃねえよ!」

 怨念さえ迸る長男の権幕に、場にいる人間は誰一人、言葉を発することができない。委員長の唐津、ジャンヌダルク莉乃でさえも、家庭の事情にまで口をはさむことはできず、力なく俯いている。
「オラ、帰るぞ」

 長男に手を引っ張られて、田辺は申し訳なさそうにこちらを振り返りながら、家に帰っていく。中途半端な動機で行動していたのを恥じたのか、三バカトリオもこれで帰ったのはよかったのだが、労働組合の方も、どうやらこれですっかり意気を挫かれてしまったようだった。

「・・・・田辺さんとは、僕が今後のことについて相談していきます。それぞれ、ご家庭の事情はあるでしょうが、僕たちがやっていること自体が間違っているわけではありません。さあ、みなさん、気を取り直して頑張りましょう!」

 中心人物の唐津と莉乃だけは気を取り直したようだが、他の連中は、落ち込み具合が目に見えるようで、通行人に受け取ってもらえるビラの枚数は明らかに少なくなってしまった。その後も熱を取り戻せないまま、とうとう、道路使用許可が降りている時間が終わってしまったのである。

「それじゃあ、今回はこれで解散にします。向こうの出方次第ですが、来週の日曜日にもまた、ご協力をお願いできれば、と思います!」

 戦いの火を消すまいと、唐津はいつも以上に強い力を込めて、言葉を発する。しかし、組合員たちは、肩を落とし、首を垂れて、あからさまに意気消沈した反応である。

「みんな、もう一度やりますよね?まだ、くじけたりはしないですよね?わたしは、戦いますよ。みんなもいっしょに、東山たちを、たおしましょう!もう一度、立ち上がりましょう!」

 組合の中で、唐津のほかにただ一人、元気を失っていない莉乃。天涯孤独の唐津と違い、中流以上の経済力を持つ実家に住む莉乃からしてみたら、組合の活動などは、生活にはまったく影響しないはずだが、彼女の組合の活動にかける意気込みは、正義の実現を目指す唐津と同等に激しい。恐ろしいことに彼女は、古の英雄ジャンヌダルクを気取るだけのモチベーションで、食うや食わずの、生活に切羽詰った派遣難民たちを鼓舞しているのである。

「唐津くん、落ち込まないでくださいね。私はずっと、あなたの味方です!これから、一緒にごはんを食べに行きましょう!」

 そしてもう一つ――。自分が選んだ男が、熱心に取り組む活動に協力すること。友達に自慢するための、大事な大事な「アクセサリー」である唐津の心を、この機会を利用して、再び自分へと向けること。こちらの方が、より大きなモチベーションかもしれない。

「うん。これからのこともあるし、みんなで一緒に行こう。松原さんたち・・・どうですか?」

 唐津が呼びかけると、皆は出席に同意した。莉乃の心の中では、サブマシンガンのように舌打ちが連発されていることであろう。

「いいね、いいね。あのさ、ご飯のあとはさ、みんなでカラオケに行こうよ。あ、ボーリングもいいなあ」

「・・・・・やっぱり、今日は疲れているんで、やめておきます。明日も仕事があるし、今日はもう帰って、ゆっくり休みましょう」

 一度は参加を承諾したはずの唐津が、食事のあと、みんなで遊ぶことに期待し、胸を弾ませるコブラさんの満面の笑顔を見た瞬間、突然、辞退を表明してしまった。

 第一回街宣の成果が消化不良に終わってしまい、憮然とした気持ちでいるところに、莉乃とコブラさんが、自分が実現しようとしている正義以外の感情で盛り上がっているところを見せ付けられて、つい怒りを覚えてしまったのだろう。本当ならこういうタイミングでこそ、組合の団結心を取り戻すため、パーッと盛り上がるべきところだろうが、ここが彼の若さである。

 肝心の唐津が参加しないということで、食事会を開く話はお流れになってしまった。唐津と莉乃の現在の関係について、より詳しく探ることができなくなったのは残念であるが、組合の活動を妨害し、東山を守ることも、俺の大事な目的である。今回は、これで良しとすべきであろう。

 組合の連中と別れた俺は、せっかく繁華街に出てきたタイミングを生かし、かねて実行を予定していた、にんにく大魔人の捜索を始めることにした。

 にんにく大魔人――女の愛に飢え、股間にぶら下げし二つの玉の中でおたまじゃくしを沢山生成しつつ街をさ迷い歩く寂しき怪物を、必ずや探し出さなければならない。莉乃に激しい恨みを抱いていているであろうあの魔人は、莉乃を懲らしめる計画に利用できる可能性が極めて高い。それ以上に、あの男が今、何を思ってこの地域を彷徨っているのか、個人的な興味が尽きない。「UMAハンター蔵田」としての血が騒いで仕方がないのである。

 まず俺が向かったのは、テレビでも紹介されたことのある、老舗の中華料理屋であった。ペニスに出来得る限り大量の血液を送り込むため、精のつくものを大量に摂取しなければならないにんにく大魔人ならば、ニラとニンニクたっぷりの餃子が看板メニューとなっているこの店を、必ず訪れていると踏んだのである。

「最近、この店に、でかいメガネをかけて、めちゃくちゃセンスがないファッションをした、体重百キロはありそうな巨漢男が来たことはない?」

 注文したビールとエビチリを運んできた若い店員に、俺は尋ねた。

「・・・ああ、そういうお客さんなら、四日に一度くらい見えてますよ。うちでは餃子を百個食べたら三割引きというキャンペーンをやっているんですが、あのお客さんは毎回達成して、しかもニラレバ炒めまで食べていかれるんです。毎回、感心するくらいの食べっぷりですね」

 毎回そんなに大量のにんにくエキス、及びニラを摂取しているとするなら、今ごろにんにく大魔人の睾丸はおたまじゃくしの作り過ぎで破裂しそうになり、ちょっとパンツに擦れただけでもペニスは斬鉄剣のようになってしまうくらい、勃起力は高まっていることだろう。歩く種豚ともいえる。

 食事を終えた俺が、さらににんにく大魔人の痕跡を探すべく立ち寄ったのは、ドラッグストアであった。ペニスに硬度を得るためならば一切の妥協をしないにんにく大魔人ならば、食生活に拘るだけではなく、サプリメントも厳選して摂取していると思ったのである。

「ねえねえ、私、この間、にんにく大魔人がこれ買ってるの見ちゃった!」

「えーマジー?チョーきもーい。てか、あんな顔のくせに、こんなもの買ってどうするのアイツ?意味なくね?」

 さっそく、耳よりな情報が入ってきた。サプリメントの売り場にいた部活帰りの女子高生が、「マカパワーX」「金剛鳳凰丸」「超竜爆発」「オットビンビンAAA」などの精力剤が陳列されているコーナーで、にんにく大魔人の話をしていたのである。「にんにく大魔人」の名は桑原の参加する右翼だけでなく、この地域全体に轟き、一種の都市伝説と化しているらしい。

 にんにく大魔人を愚弄する二人の女子高生は、一昔前のギャル風ではなく、黒髪に黒のニーソを履いた、ごく真面目そうな女の子たちである。こういう莉乃系統の、にんにく大魔人のような童貞が好感を持つ、処女っぽい清純そうな見た目の少女たちが、にんにく大魔人の夢と希望をぶち壊すような酷い会話を交わしている光景を見て、さっきニラ、にんにくを食べて強化された俺の股間は否応なく膨らんだ。

「お嬢ちゃんたち、にんにく大魔人を知っているのかい?」

「うん。学校でも有名ですよ。私の友達は、みんな一回は目撃してるんじゃないかな。アスカなんて、にんにく大魔人が落としたメモ帳ひろったんですよ。すっごい気持ち悪いこと書いてあって、私読んだ瞬間、鳥肌立っちゃいました」

 俺が話しかけると、女子高生たちは嬉しそうに、にんにく大魔人の情報を教えてくれた。口裂け女や人面犬など、若者はいつの時代も、怪物が大好きである。

「そのメモ帳、ちょっと俺にも見せてくれるかい」

 アスカなる少女が差し出すメモ帳を開いてみる。大半は仕事やボランティア活動、また買い物の予定など、何の変哲もないメモ書きであったが、ページを捲っていくと、真ん中の方に、女子高生たちが気持ち悪いと囃し立てている箇所が見つかった。おそらくは、にんにく大魔人が莉乃に求愛する際に使おうと思っていた言葉を、思いついた端からメモしたのであろうが、それは恐るべき文言であった。

――莉乃ちゃんは、どうして自分が可愛いか知っているかい?それは、か弱い莉乃ちゃんが、外敵から身を守ってくれる男を味方につけるために、神様が可愛さをプレゼントしたからなのさ。

――女の子は、純情な男が好きなんだろう?安心してくれ。俺は莉乃が、子供が欲しいと言うまでは、けして手を出さない。俺の知り合いには、女性のことをただ性の玩具としてしか見ていない、最低なヤツがいるが、俺はそいつとは違うからな。ちなみにそいつは、莉乃も知っている男だ。

――莉乃ちゃん、君の重い荷物を持ってあげよう。女の子の柔らかい身体に筋肉がついて、コチコチになってしまったら大変だからね。

「どうですか?チョーキモイですよね」

「うーむ・・・」

 あまり、不快な感じはしなかった。気持ち悪いというより、真面目にやっていないのではないか、ふざけているのではないか、と思ったのである。それほど、にんにく大魔人の口説き文句は、常識的な価値観からすれば理解不能なものだった。

 気になるのは、メモ帳に書かれてある莉乃という名前に重ねるようにして二本線が敷かれ、近くの余白に「いちご」という文字が書かれていることだった。

 これをにんにく大魔人の食生活と結び付けて考えるなら、にんにく大魔人が莉乃に失恋した後、「いちご」なる女に恋心を抱き、今、いちごとのセックスに備え、毎日にんにくを食べて勃起エネルギーを蓄えているということだろうが、しかし、いちごとは誰なのか。かつて、にんにく大魔人の部屋で発見したDVDのタイトルが、たしか「いちご100%!みるく一番搾り」であったが、それと何か関係があるのだろうか。

「お嬢ちゃんたち、いちごってのは誰だかわかるかい?」

 俺が尋ねると、二人の女子高生は首を傾げる。

「いちごはわからないですけど・・・。あ、そういえば、にんにく大魔人、精力剤と一緒に、あれを買ってました。つわりを和らげる薬・・・」

「え~、それって、にんにく大魔人に子供ができるってこと?うわ~、キモイキモイ~。あれに妊娠させられる女の人って、どんな顔してるんだろ~」

 顔をしかめ、身体を振るわせる女子高生たち。俺の興味もまさにそこにあるが、しかし、にんにく大魔人の正体と思われるあの男が寮を飛び出していったのは、今から約一か月半前のことである。もし今現在、あの男が妊娠した女と生活を営んでいるとするならば、あの男は、寮を飛び出した時点で、童貞ではなかったということになる。

 だが、純玲から聞いた、プレイ時のあの男の振舞いは、紛れもなく「赤い実はじけた」に憧れる、純真な童貞のものだ。緊張のあまり、モノが役に立たなかったことを考えても、あの時点で、彼が女を妊娠させるほど性交渉の経験を積んでいたとは考えにくい。

 調べれば調べるほど謎が深まる、にんにく大魔人の生態。にんにく大魔人が落としたメモ帳に記されていた「いちご」とは、いったい誰なのか。真相を究明すべく、俺は女子高生たちに別れを告げ、電車に乗り込み、女子高生から聞いた、にんにく大魔人の目撃情報が伝えられるもう一つの駅へと降り立った。この駅は、かつて俺が東山に殺されかけた山、地蔵山の最寄り駅である。

 改札口が無人の駅前には、古めかしい商店一つしか店がない。古くから近隣住民には親しまれているらしい商店には、食品や雑貨など、生活に必要なものは一通り揃っていたが、にんにく大魔人もこの店で買い物をしたのだろうか。

「お婆ちゃん、この店に、メガネをかけて、めちゃくちゃダサい恰好をした、見た目四十歳くらいの、お相撲さんみたいな男はこなかった?」

 週刊誌とアイスバーをレジに持って行った俺は、店番を務める老婆に尋ねた。

「・・・・ああ、そういう男なら、二日に一辺は来るねえ。今朝もやってきたよ。しかし、年齢が四十歳かはわからんねえ。頭がハゲておったから、五十代くらいに見えたけども、少年のようなニキビも沢山あったしねえ・・・」

 普通なら、皮脂が出ない五十代にニキビができることはあまりないが、老婆が目撃した五十代は、実は年齢二十九歳である。おそらくは、おろしにんにくをたっぷり入れた、脂質の高いとんこつラーメンを毎日食べていたせいであろうが、二十九歳の五十路の星は、年甲斐もなくニキビができるほど偏った食生活によって、ピチピチの二十代を上回る硬度、及び白濁液放出力を獲得した。本番前に勃起しないというトラウマにより、短期間で十円ハゲが沢山出来てしまうほどのストレスを味わった五十路の星は、もう孫ができてもおかしくない見た目をしているくせに、自分で赤ちゃんを作る努力に勤しんでいるのである。

「たぶん、そいつで間違いないと思うよ。そいつはいつも、この店で何を買っているんだい?」

「ほとんどは食い物かねえ。なんじゃったか、あのなんたらいう雑誌をみながら、メニューを考えているようだねえ。なんじゃったか・・・あの・・・孫・・・孫のクラブ活動がどうのこうの・・・・」

「たまごクラブ、かい?」

「おお、それじゃ。その孫のクラブの、妊婦に優しい食べ物特集ちゅうページを参考にして、食材を選んでいるようだねえ。たまごと山芋、納豆は毎回入っておるようじゃけどねえ」

 ニラ、にんにく、卵、納豆、山芋・・・。おたまじゃくし作りに欠かせぬ食物が、これですべてそろった。これに加え、朝鮮人参、マカ、赤マムシエキスなどの成分が配合された「オットビンビンAAA」まで飲んでいる五十路の星は、今頃、この店番を勤める老婆すらも二十歳のアイドルに見えるほど盛りが付き、「出し入れ」「動かす」「頑張る」「洗う」「洗わない」「汗ばむ」「白い」「くさい」「タンパク質」「アルカリ性」「酸性」「湿原」「1+1=3」「人口増加」「十万分の一」「ヒット」「疲れる」などといった、それだけではエロとはまったく関係ない単語を見ただけで、ふほふほ、と周りの人に聞こえてしまうくらい鼻息が荒くなってしまうほど、性欲が高まっていることであろう。

 さらに、五十路の星がこの商店で購入した食べ物は、自らの精力を高めるためのものだけではなかった。五十路の星は「たまごクラブ」を見ながら、妊婦に必要な栄養素に配慮した食べ物を購入していたのである。

 おそらくは、腹が膨らみ、出産間近で外出もままならない「いちご」なる女のために、五十路の星がエサを運んでいるのだろう。純玲の前で見せたにんにく大魔人の態度や、緊張で勃起できなかった件は引っかかるが、目撃情報がふたつも出ていれば、にんにく大魔人が女を妊娠させたのは、どうやら事実と認めねばならないようだ。

 知りたかった。あの醜悪な五十路と起居をともにする妊婦とは、どれほど化け物のような容姿をしているのかを。

 かつて旧日本軍が、遠く満州の地にて秘密裡に行っていたという、超優秀東洋種族製造計画・・・。選び抜かれた頭脳、容姿、身体能力、血統を持つ若者同士を日夜性行為に励ませ、人工的に「超人」を作り上げる狂気の計画の逆を行く、超劣等東洋種族製造計画。俺が宿願としたその計画が、なんと俺が手を下すまでもなく、俺の居住するこの地域にて進められている可能性が、極めて高いことが明らかとなった。

 目に納めなくてはならない。にんにく摂取により、睾丸の中で極限まで増幅された劣悪な遺伝情報が、同じく、卵巣の中で育まれた劣悪な遺伝情報と結合し、この地球上でもっとも不細工な人間が生み出される、その瞬間を見なければ、俺は死んでも死に切れぬ。逆にそれさえ見られたのならば、俺は唐津、莉乃を殺して獄に繫がれることになっても構わない。それさえ見られたのならば、二度と女を抱けなくとも、一生、おかずに困ることはない。

「あの男は、食べ物を買ったあと、いつも地蔵山のほうに入っていくようじゃが・・・。あの山には、今は人は住めるような家はないはずなのじゃがねえ・・・」

 地蔵山、とは、この駅近くに聳える山・・・俺が東山に殺されかけた山の通称である。海南アスピレーションを去ったにんにく大魔人は、いまは日雇いなどで何とか食いつないでいる状況なのであろうが、山の中をねぐらにしているのであろうか。そしてにんにく大魔人――五十路の星のねぐらには、五十路の大魔人の子を身ごもった、「いちご」なる女がいるのだろうか。 

「なあ婆ちゃん。さっき教えてもらった、ハゲデブオヤジは、大体いつも何時くらいに来るんだい?」

「そうだねえ。午前中が多いかねえ」

「わかった、ありがとう。また来るよ」

 すでに日が落ち、辺りはもう闇に包まれている。老婆の話では、にんにく大魔人――五十路の星――五十路の大魔人は今朝がた商店を訪れ、山に登っていったという。今も山中のどこかに潜んでいるのかもしれないが、今から一人で山に登るのは危険である。後日、桑原を連れてもう一度訪れることを誓い、その日は探索を打ち切り、帰路へとついた。
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休日に家族、水入らずであるところに蔵田に会ったら流石に東山も気分が良くないでしょう?
ましてや娘の名前を知っていたら…
駅前で派遣の労働組合の宣伝をしている奴らもそれを邪魔する奴らもどちらもバカですね。
流石に自分の息子にバカな活動をしているところをみられたら田辺は労働組合をやめるでしょう?
ニンニク大魔人のメモ帳を発見したのはかなりの収穫ですね。

No title

まっちゃん さん

 労働組合の活動はけしてバカではないですが実際にそれをやっている団体などに取材を重ねた上でもう少し現実に即した形に書いていきたいと思っています。過労死やパワハラなど今も起こっている酷い現状について問題提起していくことは必要です。自分が頭でっかちになりすぎているところについては修正していきたいです。
プロフィール

津島 博行

Author:津島 博行
1987年4月3日生 男性
相互リンク歓迎します。

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