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ハセカラ騒動 2

チンフェ


 当時をご存じの方が今どれだけいらっしゃるかわかりませんが、開設初期の1年目、2年目の私は、小説で世の中に認められたいという思いもまだ中途半端で、それこそ、承認欲求だけで動くチンフェくんと大して変わらなかったと思っています。

 私がチンフェになる可能性は、十分あった。私とチンフェを分けたものが一体なんだったのかと振り返ったときに真っ先に思いつくのは、前回書いたように、自己主張の場を掲示板ではなくブログに求めたこと、そして、イキがって全方位に喧嘩を売ったチンフェくんと違い、自分の弱さを全面に出したということです。

 物事の原因を究明するとき、「ここまではセーフ」「ここがらがアウト」と、より直接的な原因を探っていくやり方と、「そもそもこれがいけない」と、根本的な原因を探っていくやり方の二つがあると思います。

 前者の考え方なら、チンフェくんがいけなかったのは、特定後、ただちにネット断ちをして以後、掲示板での活動を控えるのではなく、「弁護士に鎮火を依頼する」という悪手を打ったこと、また、「その弁護士がチンゲ以上に豊富なネタ要素を持ち合わせていたこと」がいけないということになりますが、後者の考え方でいくと、「自己主張の場を掲示板に求めたこと」そして、「掲示板上での尊大な振舞い」がいけなかったということになります。

 チンフェくん本人は、自分がなんj板で3年間も自分語りを繰り返していた理由を、「スクールカーストの下層にいて、教室では寂しげに過ごしている自分が、ネットでくだをまいている連中のなかではエリートだった、それが心地よかった」と語っています。

 私も30年生きていますが、「人を見下す」という感情がいい方向に働いた場面を、これまで一度として見たことがありません。私自身、それをされて猛烈に人を憎んだ経験もありますし、私自身がそれをやって、痛い目を被ったり、深く後悔した経験もあります。

 チンフェくんの場合、それを匿名掲示板という多数の人が集まる場所でやっていたのですから、人々からの多大な悪意を集め、不幸な結果を招く結果となったしても致し方のないところではあります。

 反対に、自分が弱い人間であり、現実に苦しんでいるんだということを素直に打ち明ければ、ネット上でも好意的な反応が返ってくるし、女性と親しくなれることもあります。これについては、またあとで、別の記事で詳しく述べたいと思います。

 また、私がチンフェくんや、チンフェくんの後に特定された岡尚大くん(私とタメらしい)のように、全方位に喧嘩を売るという発想がなかったことについては、「憎しみの対象が明確である」ことも良かったのかな、という気がしています。

 あの女に復讐することは世の中に復讐するのと同じであると思える相手がいる。恨みのない人間と争ってもしょうがない。復讐心という感情の良い面について、もっと見直されていいと感じると同時に、自分という人間が加藤のような無差別殺人に向かうことはないと、「ハセカラ騒動」を見て確信した次第です。

 次に、匿名掲示板ではなく個人のブログの運営者として、ネットリテラシーというものを、「あれをしてはいけない」「これをしてはいけない」ではなく、「あれをするべきだ」「これをするべきだ」という視点で考えていきたいと思います。

 匿名掲示板のようにみんなで語り合うところではなく、私との一対一で会話をする場所であるこのサイトを気持ちよく読んでいただく上で、私は何よりも、「私と言い争いになってしまったとき、言い争ったまま終わらず、懲りずにまた感想コメントを書いていただく」ことを推奨したいと思います。

 失言をまったくしないということは、誰にもできないことです。失言をするかしないかではなく、失言をした後の対応というものに、その人の本当の人間性が現れるのではないかと、私は考えます。

 たとえ説教であっても、私の書いたものをちゃんと読んで下さっているとわかる内容であれば手厳しい感想の一つとも取れますし、自慢や自分語りについては、悪気なくやってしまう場合もあると思います。それで即、出禁にしたいと思うほど、私は器の小さい人間ではありません。

 私がみなさんに、説教、(私が書いた内容にまるで関係のない)自分語りをやめてくれといっているのは、それをする人のほとんどが、「それをしたきりいなくなってしまう」からです。

 最後に言い争ったまま終わるから、私の方にも、皆さんの方にも、嫌な思い出だけが残ってしまう。私のサイトを何年も読み続けてくれた方が、最後に私とケンカになったり、コメントを消されたという思い出を抱えたままいなくなってしまうのが、私は悲しくて仕方ありません。

 謝罪の言葉が欲しいわけではない。ただ、「怒らせてしまった」と思っても、懲りずに感想コメントを書き続けて欲しいと、切に願います。

 最後になりますが、「ハセカラ騒動」における「事実追及路線」は、興味深いとともに面白く、「芸術路線」で作られた曲やMMD動画には出来栄えが良いものが多く(特に「哀しみのチンフェ」「あきらめはしない」「暴れん坊会計士」「悪魔」「空は何色か」が好き)、娯楽コンテンツとしてかなりの魅力を感じました。

 現在、どこで何をしているかも不明のチンフェくんですが、個人的にはシンパシーを感じており、もし何かの偶然で私のサイトを発見し、コンタクトを取ってきてくれるなら、会ってみたいという気はします。特定を恐れるチンフェくんが、こちらにコメントをしてくることはまずないでしょうが・・・。
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No title

ブログにコメントを書きこむということは運営者に興味があって書き込むわけですからトラブルになってしまってもう書きこみたくないと思ってしまいただ読むだけになってしまう人もいると思います。
匿名掲示板とブログの違いは問題があった時に再び参加することができやすいかどうかだと思います。
ブログは限度はありますがどんな人がどんな内容を書き込んでも運営者側の反応としては嬉しいのではないでしょうか。
相手に対してある程度の寛容さがないとブログの運営など務まらないでしょうから。
例え言い争いになってしまったとしてもコメントを書き続けていればお互い良い方向に向かっていくのではないかと思いますね。

No title

seasky さん

 トラブルになるのを恐れて書き込まないというのはわからなくもないですが、それだとこちらの方には何も得るものがないのでトラブル以前に終わりにしなければならないというだけですね。
 
 説教も自分語りも、全部「それで終わるから不快な思い出になってしまう」ということをわかって欲しいです。ああしまったな・・と思ったとき、なぜ「何も手を打たない」というのが自分にとってもお互いにとってもいいことだと思ってしまわれるのか、私にはよくわからないですね・・・。


チンフェ君は現実の世界でうまくいかないのでネットの世界に、逃げたのでしょう?
確かに人を見下してもいいことはないですが派遣などの底辺労働ではりきっている小説に登場してる真崎のような人間はどうしても見下してしまいますね。
ネットの世界で言い争いになったとしてもあくまでも現実には知らない人間なのだからマジにならないことが大切だと思います。
加藤も掲示板の反応にマジにならなければ犯罪者にならずに済んだと思うと残念です。
まぁ~山地のような天涯孤独の人間は犯罪者になる可能性は高いでしょうけど…
何事もほどほどにし必要以上にのめり込まない事が大切ですね。

No title

まっちゃん さん

 学校よりもはるかに居心地が良かったんでしょうね。気持ちはわかりますが、若いんだからなんjに入り浸る時間を少しでも学校生活を充実させる方向に向けていた方が有意義だったのではないかと思います。

 チンフェもそうですが、加藤の場合も掲示板でスレを荒らされて怒るという思考回路がまず筋違いだったのではないかという気がしています。少人数制で2ちゃんに比べればアットホームな雰囲気はあったんでしょうが、あくまで自分の場所ではないのですから。

 派遣ガチ勢は害悪になる場合もあるので仕方ないです。そもそも、あっちが先に人を見下してきますし。
プロフィール

津島 博行

Author:津島 博行
1987年4月3日生 男性
相互リンク歓迎します。

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