犯罪者名鑑 加藤智大 9


かーとともだいええ

 
 掲示板 


 「自慢女」とレスバトルを繰り広げてからというもの、加藤が建てたスレッドは、荒らし、なりすましが多発し、滅茶苦茶になっていました。ネットで活動している者が荒らし、なりすましに対して感じる不快感は「番外編」の方で書きましたが、スルーすればいいだけのこととはいえ、それができない、もしくは「それしかいない」という状況なのであれば、精神的には相当辛いものがあったと思います。

 加藤は事件の動機を、「日本のどこにいるかわからない荒らし、なりすましに、自分がどれだけ怒っているかを伝えるためだった」ということを語っています。それがすべてではなかったと私は思っているのですが、それが嘘というわけでもなかったのでしょう。

 そんなに荒らし、なりすましが憎いのなら掲示板などやめたらいいと思うかもしれませんが、掲示板は彼にとって、大切な居場所のひとつでした。行きつけの飲食店やサークル活動など、人にとって大事な憩いの場で、他の客とトラブルを起こしたことから出禁を食らうのと同じかそれ以上のダメージを、彼は感じていたのです。自分の意志で行かなくなるのはよくても、「アイツのせいで・・・」という感情があると、人はなかなか、執着心を断ち切れないものです。

 もしくは、自分でブログか何かをやっていればよかったと思う方もいるかもしれませんが、私はそれもうまく行かなかったのではないかと思います。

 私の利用しているFC2ブログにはホスト名でコメントの主を判別する機能があり、荒らしやなりすましの書き込みを、内容に一文字も目を通さずに削除することができます。何度もやっているとウジ虫を潰すような作業になってきて、次第に不快感を感じることもなくなります(荒らしにとっては皮肉ですが、書きこまれれば書きこまれるほど気にならなくなる)。

 加藤も自分でブログをやっていれば荒らしやなりすましの被害に悩まなくて済んだかもしれませんが、ただ、個人でブログをやる場合大変なのが、人を呼び込む作業です。もう2008年くらいですと需要に対して供給過多になり始めており、たぶん、有名人のブログ以外は、なかなか人集めが難しい状況になっていたと思います。

 また、私がやっているのを見ればわかると思いますが、人が集まっても、その人たちに反応してもらうための努力というのがまた大変です。リアクションがなければ、当然、書くモチベーションは起こりません。それが、辞める、執着を断つという方向にいけば結果オーライかもしれませんが、また掲示板に戻ってしまうようではまったく意味がありません。

 結局のところ、当時の加藤の状況で掲示板への執着、そして荒らしやなりすましに有効な対策を打つことは難しかったと思います。掲示板でなくとも、別の何かに執着してストレスを抱えていたかもしれませんし、そもそも掲示板で女との出会いがうまくいっていたら、加藤がいい方向に向かっていた可能性もありました。掲示板そのものを悪とする考えは、的外れといえるでしょう。

 「日本のどこにいるかわからない荒らし、なりすましに対抗するため」という直接的な動機に、「彼女を得られないこと、好きな女に彼氏ができたことへの不満」「借金やコンプレックスなどもろもろのストレス」などが加算されて膨れ上がり(”男らしさの病”から、ここを本人は否定している)、母親から受けた教育による「自分の怒りを言葉ではなく、行動で示す」癖を、最悪のやり方で表現してしまった。

 秋葉原事件の動機に関する、私の結論です。


かーとともだい


 
 消滅の園へ



 2008年6月5日、事件3日前の時点から、加藤の掲示板の書き込みを紹介しつつ、加藤の行動を追っていきます。


 6月5日

 
 ・彼女がいれば仕事を辞める必要はなかったし、彼女がいれば車を売る必要もなかったし、彼女がいれば車のローンも払ってるし、彼女がいれば夜逃げする必要もなかったし、彼女がいない、その一点で人生崩壊。希望があるヤツにはわかるまい。で、また人のせいにしていると言われるのか。

 ・女に生まれてたらよかったのに
 
 ・管理人は起きてるのかしら。起きててもどうせ無視なんだろうけど。俺も女だったら管理人が守ってくれるのにな。


 加藤の手記には、「肉体的に最強である大人の男は、社会的には最弱の存在である」という記述もありましたが、実際問題、仕事で本気で上を目指すとか、スポーツで大成したいとか考えない限りは、今の世の中、女の方が有利といえるところまで来ていると私も思います。男と女がトラブルになったとき、問答無用で男が悪いとされたりするケースは多々あるでしょうし、結婚や交際を望んだとき、収入の少ない男と収入の少ない女ではその難易度は段違いになります。基本的に、女が選ぶ立場である。

 女ができない、女に相手にされなくて悔しいという加藤の憎しみは、やがて「自分が女だったらよかったのに」という僻みに変わっていったようです。


 ・作業場行ったらツナギがなかった。辞めろってか。わかったよ。

 ・工場で大暴れした。被害が人とか商品じゃなくてよかったね。それでも、人が足りないから来いと電話がくる。俺が必要だから、じゃなくて、人が足りないから。誰が行くかよ。誰でもできる簡単な仕事だよ。


 気分がどん底のときは、すべての出来事を被害妄想的に捉えてしまいがちです。怒った加藤は、勝手に会社を早退してしまいましたが、あとで同僚たちが、加藤が起こって床に散乱させた制服を探してみると、ウケ狙いのため、自分で肩に「萌え~♡」とマジックで書いていた加藤の制服はちゃんと見つかり、連絡を受けた加藤は、気を取り直したそうです。

 加藤が事件を起こした原因が派遣切りにあると言われていた当時は、このツナギの件が事件を起こした直接のキッカケのように言われていましたが、加藤本人は、事件の原因が派遣の待遇の悪さにあったことを否定しており、実際に行動を追っても、それについてはとくに不自然な点は見られません。

 これはあくまで数あるトリガーの一つに過ぎなかったようです。


 6月6日


 ・スローイングナイフを通販してみる。殺人ドールですよ。

 ・明日福井に行ってくる。


 
 事件2日前、加藤は福井のミリタリーショップで、凶器となったダガーナイフを購入していました。「通販」から直接店で購入するのに切り替えたのは、2日後の決行に間に合わないと考えたからで、この時点で加藤は、事件の青写真を頭の中にしっかりと描いていたことになります。

 しかし、店に直接買いにいくにしても、加藤はなぜ、静岡から新幹線で二時間もかけて、福井県にまで足を運んだのか?加藤が購入したナイフはどこでも売っている一般的なもので、もちろん静岡にも取り扱い店舗は多数存在しました。

 どうも加藤の目当ては、ネットで評判の「感じのいい女性店員」だったようです。ミリタリーショップの防犯カメラには、女性店員と楽しそうに話をする、加藤の姿が映されていました。女性店員と話した後、福井から静岡に帰る途中の加藤の書き込みは、


 ・店員さんいい人だった。人と話すのっていいね。タクシーのおっちゃんとも話した。


 と、一転してポジティブな内容となり、「浜名湖だ浜名湖」「回転ずしおいしいよ」などと、旅行を満喫しているような書き込みも見られました。

 福井への日帰り旅行の締めには、三島で風俗店にも寄っていました。借金のある加藤がこれだけ散財したのは、「もう明日をみていな」かったのでしょう。

 

 ・土浦の何人か殺したヤツを思い出した。
 
 ・犯罪者予備軍って、日本にはたくさんいる気がする。

 ・ちょっとしたキッカケで犯罪者になったり、犯罪を思いとどまったり、やっぱり人って大事だと思う。

 ・人と関わりすぎると怨恨で殺すし、孤独だと無差別に殺すし。難しいね。

 ・「誰でもよかった」なんかわかる気がする。



 加藤は事件が近づくに連れて、自分が殺人を決意しているということを明確に語るようになっていました。

 自棄になっているようなことを書いていますが、やはり彼は、誰かに止めてほしかったのだと思います。説教やキレイごとではなく、普通に相手をして欲しかった。

 ここで誰かが加藤の相手をしてくれたところで、加藤の問題すべてが解決するわけでもなく、加藤という人そのものが変わることはなかったと思います。極端にいえば、一か月後には、また同じような状態になったかもしれない。しかし、誰かが相手をしてくれたら、事件は起こさなかったかもしれなかった。少し時間を稼ぐことができたら、加藤が変わる本当にキッカケを掴めたかもしれなかった。時間稼ぎの連続をしている内に、なんとなく、人生を過ごせたかもしれない―—。

 加藤はまさに、「ちょっとしたキッカケ」を求めていましたが、そのちょっとすら、加藤には与えられませんでした。自業自得の面もありますが、加藤の書き込みにまともに反応してくれる人は、もう掲示板には一人もいなかったのです。

 
 6月7日
 


 ・定価よりも高く売れるソフトもあった。さすが秋葉原

 
 犯行前日、加藤は現場の下見と、ゲームソフトを売ってトラックを借りる資金を作るために、秋葉原に出かけていました。

 加藤は事件の舞台に秋葉原を選んだ理由について、「日曜日なのは秋葉原の歩行者天国が思い浮かんだからで、秋葉原なのは、大事件は大都市、大都市は東京、東京でよく知っているのは秋葉原、という連想だったと思います」と語っていますが、思い浮かんだ時点では大した拘りがなかった点で、宅間守や造田博が事件を起こす場所を決めた理由とよく似ています。宅間守などは後付けで色々な理由が浮かんできたそうですが、加藤の場合は本当にたまたま、彼が良く知る場所だったというだけで、秋葉原が選ばれてしまったようです。

 ・さあ帰ろう。電車に乗るのもこれが最後だ。

 東海道線で帰路についた加藤は、途中、三島駅で昨日寄った風俗店にまた行ったあと、沼津駅でレンタカーを借り、裾野の自宅に帰りました。

 ・もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしてる。体調が悪いのが気がかり。中止はしない。したくない。
 
 これが、加藤がシャバで明かす最後の夜となりました。

あきはばらじけん



 秋葉原無差別殺傷事件


 6月8日


 ・ほんの数人、こんな俺に長いこと付き合ってくれた奴らがいる。全員一斉送信でメールをくれる。そのメンバーの中にまだ入っていることが、少しうれしかった。


 犯行当日の朝、加藤は地元の友人のことについて言及していました。また、秋葉原に出発する直前には、職場の年下の後輩に、自分が持っているゲームソフトや同人誌をプレゼントしていました。

 友人を嫌いなわけではないが、彼らはもはや、加藤にとって、何の歯止めにもなりませんでした。

 東名高速道路に入った加藤は、休憩や渋滞のたびに、掲示板で「実況中継」を行いました。


 9:41 晴れればいいな
 9:48 神奈川入って休憩 いまのとこ順調かな



 横浜青葉インターで高速を降りた加藤は、国道246号線を走り、東京へ。


 
 10:53 酷い渋滞 時間までに着くかしら
 11:07 渋谷ひどい
 11:17 こっちは晴れてるね



 11時45分ごろにようやく秋葉原に到着した加藤は、いったん、ドン・キホーテの前でトラックを止め、トイレの中で、掲示板のスレッドタイトルを書き替えました。

 秋葉原で人を殺します。


 意を決して投稿ボタンを押した加藤は、今生への未練をすべて断ち切るため、電話帳の番号をすべて削除した後、最後の書き込みを行いました。


 12:10 時間です 


 加藤は東西に走る神田明神通りをトラックで走り、中央通りとの交差点に向かいました。目の前は歩行者天国でにぎわっていました。

 加藤は突入しようとしましたが、信号が赤に変わり、とっさにトラックを止めました。歩行者天国に突っ込むつもりなら、信号が赤だろうが青だろうが関係ないはずですが、いざとなると、本能的に体が拒絶反応を起こしたのです。加藤はその後、歩行者天国の周りを二周、三周と周回しましたが、なかなか決心はつきませんでした。

 加藤にも人間らしい感情は残っていたということですが、当時のワイドショーでは、「加藤はイケメンを物色し、イケメンを殺すために歩行者天国の周りをウロウロしていたんだ!そうだそうに違いない!」と、ドヤ顔で発言したコメンテーターがいたそうです。有名人でもない私のような一般人のサイト上ではなく、公のメディアでそんな妄想をたれ流せるのは、よほどのアホなのか、クソ度胸の持ち主なのかわかりませんが、そういう人物が知識人として発言権を持っているというのも、世の中の現実です。

 加藤もよほど中止にしようと思いましたが、ここでやめたところで、どうせこの世の中に、自分の居場所はない。

 「進むも引くも地獄なら、進む――」

 12:23、加藤はとうとう、秋葉原の歩行者天国に突っ込みました。2トントラックでのアタックで数人が死亡、十数人が重症。さらに、ダガーナイフを持って車を降りた加藤は、通行人を次々に切りつけました。 

 死者7名、重軽傷者23名――。


かとーもともだい



 余波



 秋葉原事件は、社会に大変大きな影響を与えました。

 事件現場では、傷だらけになって倒れる人を携帯のカメラで撮影する野次馬の姿が問題となり、現代人はモラルが希薄になっているのではないかということが言われました。まあ、野次馬というのは昔からおり、モラルがどうのこうのというより、ただ単にカメラを日常的に持ち歩くか持ち歩かないかの違いと、群集心理によるものであり、当日その場でああいうことをしたこと自体をそこまで気に病むことはないと思いますが、あとで冷静になってマズいと思うかどうかが、人としての分かれ目でしょう。
 
 世間では、加藤に共感する若者が多くあらわれ、ネット上では、加藤を一種のカリスマにまで祭り上げようとする動きも起こりました。諸悪の根源は派遣など非正規労働の待遇の悪さではないかと言われ、世間が派遣という働き方を問題視する向きも強くなりました。

 私個人の最近の考えは、日本の労働問題は派遣そのものが問題というより、正規と非正規の待遇の格差、というより、正社員が既得権益にしがみつきすぎているせいで、労働市場の流動化が非正規に押し付けられすぎ、二極化が進んでいるのが一番の問題であると(労働の長時間化など、それが正社員を必ずしも幸せにしているともいえない。非正規の側にも気楽というメリットがあり、単純な問題ではない)考えていますが、加藤本人の意に反して、この事件が、日本人が「格差」というものを見直す一つのキッカケとなったのは、紛れもない事実でした。

 加藤本人はといえば、法廷で遺族の言葉に涙するなど、一定の反省の気持ちを表しつつも、手記からもわかる通り、全体としては冷めた態度で、事件のことを他人事のように分析する余裕も見せています。

 また、加藤は、「逮捕され、ケータイと離されてからというもの、掲示板に対する執着は憑き物が取れたように無くなった」と語っていますが、私はある意味、これは宅間守の侮辱発言よりも、遺族にとって残酷な言葉ではなかったか、と思います。第一回でも書きましたが、たとえ無差別であろうと、自分の家族が、加害者なりに強烈な思いがあった上で殺されたのならともかく、「今となっちゃどうとも思ってない」と言われたのではやり切れません。いかにそれが真実だとしても、まったくもって余計な発言だったと思います。

 加藤家では、弟さんの自殺があり、加藤も死刑を待つ身ですから、ご両親は、息子二人の死を先に見送るということになります。最大の親不孝は親より先に死ぬことだと言われますが、息子が成人してから、自分の子育ては間違っていたと気づき彼らに謝罪したというお母さんは、いま何を思っているのでしょうか。

 総括:

 宅間守と並び、私がもっとも思い入れの深い犯罪者の生涯を最後まで書くことができました。

 最後に私が自分の分析をまとめる形で何かを書き加えるとすれば、加藤の事件で経済格差が見直されるようになったのは結構なことだと思いますが、事件を起こした原因として本当に見直されるべきは「恋愛格差」ではないかというところです。
 
 恋愛格差も経済格差と関係があり、世の中の構造の変化もあるので、全部ひっくるめる形で議論されてもいいですが、非モテの抱えるリビドーというものを軽視して欲しくないなあと、私も自分の経験から、本当に世の中に訴えたいです。

 「いつかはきっと、君にも素敵な出会いが」「自分の恋した女性の幸せを願うのが、男として正しい姿じゃないですか」などと、キレイごとで丸め込むのでもなく、「彼女が欲しいのなら、自分を磨け!努力をしろ!我慢して働け!」などと説教するのでもなく、一回でいいから、チャンスをやってくれと言いたい。チャンスをもらったうえで失敗するのなら、本人も諦めがつくし、努力して今度はチャンスをつかもうという気持ちにもなる。

 加藤はわかっている限りで「三打数ノーヒット」という結果でしたが、私の経験からいえば、これは本人が絶望して、「自分には何の希望もない」と思い込むのには十分な結果です。26歳、真面目に生きていればこれからいいこともあっただろうに、若者をここまで思いつめさせてしまうモテ格差の闇というものを、キレイごとも説教も弱いものを見下すのも抜きにして、大きな問題としてとらえてほしいな、と切に願います。
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No title

自慢女や荒らし、なりすましどもは事件についてどう思っているのでしょうか。
造田に無言電話した奴もそうですが、親に土下座させるよりもこういう連中を引きずり出してやりたいです。

No title

加藤が事件を起こしたのは色々な要因があったと思いますが結局の所女だったのでしょうね。
他にも多くの問題を抱えていたのでしょうが加藤にとっては何よりもまず女の問題を何とかしたかったのだと思います。
事件前の掲示板の書き込みは加藤の本心が書かれている部分もあるでしょうね。
自分が女だったらよかったのにという文章は今の時代の男性側の気持ちからすれば多いに共感できますね。
感じのいい女性店員に会うためだけに福井県のミリタリーショップまで移動する行動力も女と会話したかった一心だったのでしょうね。
三島の風俗店に2日連続で行ったのはもう未練なく女との縁断ちをするためだったのかもしれませんね。
加藤にとっては友人というものは事件を思い留まらせるほどの力はなかったものと思います。
すぐできる友人とどうしてもできない彼女との差は明確だったのでしょうね。
この時間ですという書き込みはよく報道で流れていましたね。
死刑囚になってしまえば掲示板や女のことで悩むことは一切ないので執着心も起きないでしょうね。
シャバのほうが苦しかったのではと思ってしまいます。
恋愛格差は大きな問題ですね。
加藤もはっきり言ってこれに煩わされていたわけですからね。
経済格差よりも切実な問題でしょうね。
モテと非モテの差が学生の頃からすでにあり女の非モテに対する姿勢が厳しい現状ではますます格差が広がるでしょうね。
加藤は諦めずに頑張っていたと思いますがどれだけ行動しても報われなければ自信喪失し自暴自棄にまで陥るのはおかしくないでしょう。
チャンスすら与えられないというのは男にとっては酷だと思います。
恋愛する権利を剥奪され女と関わりを持つことが出来ないというのはやはり問題ですね。
個人的には女がモテ男以外の男に対してもっと寛容になって欲しいと思いますね。

No title

NEOさん

 加藤の掲示板を荒らしていた連中の気持ちは知る由もありませんが、私のサイトにも荒らし、説教厨は多数現れましたから、加藤の事件を見てもなんとも思っていない人間は多数いたということになりますね・・。人間そんなもんで、どこでだれが殺されようが、誰が殺人者になろうがなんとも思わないんでしょう。

No title

seaskyさん

 女になりてぇとは思いませんが、女を引きずり降ろしてやりてぇとは思いますね。だからこそ、女は女でも、それほど大事には扱われない並みかそれ以下の容姿で経済力もない女に私は優しくしていきたいと思います。それだけに、そういう女に裏切られたときの憎しみも激しくなってしまいますが・・・。
 

>>すぐできる友人とどうしてもできない彼女との差は明確だったのでしょうね。

 非常にいい言葉頂きましたが、やはりその人にとっての希少価値というのは重要なことだと思いますね。女にモテないが友達は沢山いるというヤローが「俺にとって何よりも大事なのは友達さ!」とかいっても私は信用できません。努力せずとも得られるものには、人間ありがたみを感じなくなるものです。加藤にとっては、沢山いる友人よりも一人の女だったのでしょう。最後に風俗に行ってシャバへの未練を断ち切るのはカチコミに行くやくざと一緒ですね・・。

 自由という名の不自由という考えもありますが、なまじ色んなものが手を伸ばせば触れられる環境下にいるからこそ、それを手に入れられないジレンマにさいなまれるケースは誰しも一度は経験するでしょう。加藤なんか自己管理できないタイプですから余計ストレスがあったでしょうね。

 

加藤の掲示板に表れた自慢女は加藤でなくてもムカつきますね。その後荒らししか書き込みしなくなったのもダメージ大きいですね。
おそらく掲示板だけの関係の加藤が事件を起こしてもバカな奴と思う程度でしょうね。
感じの良い女性店員と話したいからわざわざ福井までナイフを買いに行くなんて加藤の女性に対する執念を感じます。
加藤は女を外見で選んでいたのでしょうか?
例の女性の見た目基準表で3ぐらいまで下げ彼女出来ないのなら確かに恋愛格差に問題を感じます。
加藤の場合、女性に執着心を感じますので無差別でなく強姦殺人の方が良かったのではと思います。イケメンにも恨みがあるのなら別ですが…
宅間みたいにやりたい事やり尽くし死刑になる奴にな同情しませんが加藤みたいな素人童貞のまま若くしては重罪犯し死刑になる奴には流石に同情します。
加藤の親は弟も自殺して死に加藤も死刑囚でどういう気持ちなのでしょう?
まぁ自殺せず最後まで拘置所通い続け加藤の面倒見るのが最後の親の責任でましょう
加藤の弟は加藤より女にモテたみたいなので自殺する事なかったのにと思います。


No title

まっちゃんさん

 自慢女は明らかに有害な存在だったと思いますが、自慢女とのやり取りをキッカケに荒らしが多発したということは、たぶん加藤の方が悪者にされたのでしょう。私のサイトでも、昔一人の説教をきっかけに、2、3人が私に追い打ちをかけるように、くだらない説教してきた(そいつらは全員、今まで一度もちゃんとした感想コメントを書いたことがなかったやつらです)事件があったのですが、そのときの怒りを思い出しますね。

 お互いの主張の内容をよく考えることもなく、何となく聞こえのいいことを言っている方が無条件で正しいとされる「キレイごと絶対主義」のようなものを感じて非常に胸糞が悪いです。

 加藤のショックの大きさは相手の容姿や恋の真剣さにもよります。私の場合4~6程度の女二人にヤレもせず振られ一人はセックスまでは行けたがやはりすぐに振られて心が折れました。同じ3打数ノーヒットでも、一軍で十分に実績がある選手と、もう後がない万年2軍の選手ではまたダメージが違いますしね。
 
 加藤のご両親の気持ちは想像を絶しますね。せめて弟さんだけでも生きていたらと思ってしまいますが・・・・。加藤の弟さんは、他人事だということで勝手に言わせてもらうとすれば、ちょっと背負いすぎたのかな、という感じですね。結婚してもいいと言ってくれた女性もいたように、本人が思っているよりは、世間は気にしていないものです。もっと相手の女性を信じられたら、俺は俺なんだというスタンスを貫けたらよかったと思うのですが、残念ですね。

No title

「モテ格差」はかなり深刻ですが、なかなか表には出てこない問題ですね。洒落抜きに将来の日本は金持ち勝ち組男が大勢の女を侍らせ、負け組貧乏男達がそれを悔しそうに見上げる社会になるかも知れません。
そんな社会では綺麗事も精神論もあったもんじゃないです。本当にそんな歪んだ社会になってしまう前に止めるのも勿論ですが、経済格差、各種の労働問題にもメスを入れなければ真面目な話、日本という国は消えて無くなるでしょう。
「一部とはいえ勝ち組が努力の結果残るのだからいいのでは?負け組は自己責任!」などと抜かす馬鹿が出てくるかも知れませんが、そんな奴は放っておくべきですね。

No title

NEOさん

 モテない苦しみが、何となく価値観の多様化という言葉で誤魔化されちゃってるのはよくないですね。加藤も言われたみたいですが、「笑いに変えちゃえ!」という風潮もよくないです。いや、本気で向き合わないと解決しねえだろと。

 労働問題に関しては、非正規の待遇を向上させる代わりに徐々に責任ある仕事を任せるようにし、反対に正社員の負担を減らす代わりに契約を切りやすくして、徐々に差を埋めていくしかないと思うんですけど、そうすると今まである意味ぬるま湯に浸かって気楽でいられた非正規にプレッシャーがかかるという問題も発生するので単純ではないです。私のように派遣の仕事を一時の凌ぎとしか考えていない人間にとったら大問題です。

 個人がそれぞれ、ニーズに合わせた働き方ができるようになるのが一番の理想です。なかなか難しいでしょうが、今は選択肢が少なすぎですよ。もっと時代に対応してほしいです。

 

私童貞さんと三人付き合いました。私みたいな女は少数派かもしれないですが、加藤の連載見て、チャンスさえ貰えないのは気の毒だなと思います。実績さえ積めば気分も違うでしょうし。私神山の容姿以下なんですが、選んでる上から目線女は嫌いです。昔みたいにお見合いで決まる世の中なら宮城にだって赤尾にだって嫁さんいたはずです。世知辛い世の中です。

共感

「殺人」という結末を一回「」に入れ、それと切り離して殺人犯の殺人以外の行いについて考える作業はとても大切でしょう。

案外、殺人犯でない者よりも殺人犯の方がいい人だったりするかもしれません。



女は大切です。例え馬鹿や醜女にディスられても、イイ女を抱いてさえいればそれらの雑音はさして気になりません。


また、自分を認めてくれる人々の存在も大変貴重です。年齢を重ねる度に他人からコケにされる機会が減っていってはいる私ですが、それでもたまに非礼の餌食になる事があります。ただ、それを差ほど気に留めたりはしません。何故なら私の事を認めてくれる人々がいるからです。

ここで私が申し上げたいのは、私が他人から認められうる人間であるという自慢ではなくて、認めてくれる他人がいない人間の辛さについてである事を断っておきます。


大学出が高卒に「学歴じゃない」なんて、言ってもいいけど、言い方ですよね。ああイヤ、それはまだいいにせよ、イケメンが醜男に「男は顔じゃない」とかは言っちゃダメ。


偏差値の問題と顔面偏差値との問題とでは全然ちがう話だから。




確かに女は強いですよ。



ところで私は酒が大好きなのでよく酒場に赴きます。オーセンティクな店から吹き溜まりみたいな店にまで行きます。


後者ではやはり人同士のしがらみが生じ易いです。そこで最も権力をもっているのは誰か?

それは金持ちでも店の主でもありません。若くて可愛い女です。

すると、たまに私は大人なく、その権力者をボコボコにしちゃうわけですね(勿論、調子乗ってる人のみに対してですよ)自分から何かを働きかけたりはしませんし、直接本人に反駁したりはしませんが、向こうから絡んできたりすると、向こうの思惑を読んで、向こうからすると都合の悪い方向に事態を向かわせたりします 笑い




対人関係に対して加藤が抱いた葛藤は殆どの人が経験済みだと思います。良好な関係を気づきたくて下手に出たりした結果、全く相手から自分が尊重されず、ただストレスが溜まる。

『偽善の国のアリス』でも述べられているように、ある個人に対していい態度で接している自分と悪い態度で接している誰かがいた場合に、その個人が自分よりもその誰かに好意を示した場合、やはりそれには苛立ちを覚えますよ。


「人と関わりすぎると……」の下り、いいですね。キルケゴールの実存主義を思い起こされられますよ。

共感

キルケゴールが言った「有限性の絶望」「無限性の絶望」


社会と関わり過ぎると、自分を見失って絶望し、社会と関わらな過ぎると、自分の価値の具体性をみいだせず絶望、どの道絶望し、死に至る。




善人ぶる気は更々ないけれど、私は加藤のような人間に対し同情的ですね。


少数派で虐げられる人間の気持ちは解りますし、また、それを虐げている人間が嫌いなんです。


民主主義も嫌いです。


数の力によってなんら論理的な根拠もなく個を抹消しようとするような野蛮な行為には賛同できません。

馬鹿共が悦楽に浸りたいがために遂行される個の抹消に対し私は憤慨して生きてきました。


あの調子に乗ってる感じといったらウザい事極まりない。


馬鹿と臆病を隠すために何をそんな粋がっているのか!? と。

結果弱い者虐めか!?と。


私も調子乗ってる奴をパニッシュ出来る立場になりたいものです。

No title

L,wさん

 まさしく加藤がつらかったのは荒らし、なりすましが現れたことよりも、自分を承認してくれる人がいなくなってしまったことだったのでしょう。そちらの方をメインに主張しないのは、加藤はやっぱり「男らしくない」ことは隠そうとする性格だったのではないかと思われます。

 自慢女とのやり取りは女の方に非があったのだと私は思うのですが、なぜかあそこで加藤の方が叩かれるという現象。

 本文の方で書きそびれたのですが、2年前、私がサイト上で経験した出来事を思い出します(他の方へのコメント欄に書いてあります)。あのときも私を擁護する声は特にありませんでしたが、私は説教するヤツの方が間違っている(最低限の努力もしていない人にせめてこれぐらいやれというのはまだしも、そこそこ以上に頑張っている人間に”我慢しろよ。受け入れろよ”と説教するのは悪、明確に悪)と確信しており、その理由は番外編に書いたとおりです。

 お互いの主張の内容をよく吟味することもなく、とりあえず聞こえのいいことを言っている方が支持されるというキレイごと絶対主義に吐き気がしますよ。

 他人と関わりすぎる云々はいろいろ考えさせられますね。私もその一人ですけど、カッとなって思いつめやすい人間は本当は一人で生きた方がいいのかもしれませんが、人間、心身ともに安定した
生活を手に入れようと思ったら、プライベートで他人と深くかかわることは避けられないんですよね。莫大な金さえあればまた違うのかもしれませんが、一庶民では、どうしても支えあう人を求める行動は避けられないですよ。何度考えてもそうです。
 

No title

かなえさん

 こういう格差を生み出しているのは世の中の構造の変化っていうところも非常に大きいですよね。男も女も時代に対応していかないといけないという意味では、「価値観の多様化」という一言で納得できない男は悪いといえるのかもしれません。まあ、フェミニズムとかいう、女が抑圧されていた時代の価値観を持ち出してきて、「私か弱い女のコなんだから、男に何を言ってもいい!」とか思ってる神山みたいなゴミにそれを言う資格はありませんけどね。

 どんなにモテないモテないといっても、過去に女と関係を持った実績があれば、気持ちの持ちようは全然違ってきますよ。私もあのとき完全な童貞だったら、たぶん神山殺してたでしょう。

 やっぱりチャンスも与えず、付き合いもせずに振るっていうのは相手にとって非常に重い事実を突きつけることであって、そこでせめて「ありがとう、ごめんなさい」の一言も言えない人間、まして侮辱する神山みたいな女は殺されても文句はいえないでしょう。

加藤は顔もスタイルもファッションも平均レベルで、人を楽しませたり企画する能力があるのに、逆に何で彼女ができないのか不思議なくらいです。
女性に対しての積極的な行動力もめっちゃあるし・・・
もしかしたら理想やアタックする女性のレベルが高かったのではないかと思ってしまいます。

犯行前の行動は、津島さんの言う通り“やめるきっかけ”を探しているように思えますね。
ほんのちょっとのきっかけ…なるべくなら無差別殺人の実行はしたくなかったのかもしれませんね。

最悪な犯罪を犯したけれど、彼の育ちかたなど引っくるめて、加藤に同情してしまいます。
残念でなりません。

No title

ひなさん
 
 逆に行動していたからこそ歪んでしまった面もありましたね。装飾男子と言われますが、本当に欲求がまったくないわけではなく、やはり臆病になってる。俺はまだ本気を出してないだけ、というのが言い訳になっている。異性にアタックする自体、勇気のいる挑戦であり、そういう挑戦をした男を侮辱するようなどっかの誰かさんは、人から殺意を抱かれても文句は言えない人間だといえます。

 犯罪を思いとどまるキッカケを探す・・・誰もが無意識に、日常からやっていることかもしれません。3年間続けた私のサイト運営もそう。サイト運営をやめた今も、それを続けているのかもしれません。

私も好きな女性から 好きな男ができたからって理由で 振られて 地獄を味わっているので 加藤の気持ちは すごくわかります。生きるのが すごくツライです。 人を殺したいという殺意はありませんが ツラさは 死ぬほどわかります。 私も失恋のせいで
人生が嫌になりました 彼女がいる奴が羨ましいです

私も好きな女性から 好きな男ができたからって理由で 振られて 地獄を味わっているので 加藤の気持ちは すごくわかります。生きるのが すごくツライです。 人を殺したいという殺意はありませんが ツラさは 死ぬほどわかります。 私も失恋のせいで
人生が嫌になりました 彼女がいる奴が羨ましいです

No title

武さん

 本当のところ彼女ができなかったのがどれほど影響したかというのはこの事件の面白いところですね。

 ほかの記事で書いたと思いますが、日本では「男らしさの病」という風潮があって、どうしても失恋というのは、仕事の悩みや家族の悩みに比べて下に見られる。だから加藤本人に聞いてもけして本当のことは言わないはずです。いろいろ推測の余地はありますけど、私はまったく無関係だったということはないという結論です。

 煽るわけではありませんが、まあキレイごとが何の薬にもならないのであれば、闇に染まるしかないでしょうね。失恋ということではこのサイトに私の実体験も書いているので、もしなにか感じてくださればコメントいただけると嬉しいです。
プロフィール

津島 博行

Author:津島 博行
1987年4月3日生 男性
相互リンク歓迎します。

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