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最近の生活

 就職が決まってから一か月が過ぎました。

 仕事は失敗もありますが概ね順調にいっています。

 正社員で働くということは、ある種洗脳的ではあり、自分を殺さなければならない場面も確かに多い。しかし賃金はハケン時代よりも確実に増えた。以前であれば我慢できなかったことも、仕事の上でのことと割り切れるようになり、自分の中ではうまくやっていけそうな気はしています。

 本当なら専門学校を卒業した時点でこうなっているはずで、7年遅れて元のさやに納まったのかなという感じではあります。人生、ちょっとしたことで大きく変わってしまうんだなと実感しています。

 働き始めましたが、この一年で増えた体重は減りません。年齢的なものもあると思いますが、食事量も減ってないかも。もうすぐ33歳になろうとしていますが20代のときより確実に食っている。

 誰しも年齢とともに趣味、嗜好は変わると思いますが、体型が崩れることを知りながら食欲を抑えられないのは、今の自分がなりたい自分からかけ離れているからかもしれません。

 正社員になり、生活の見通しは立ったといっても、その人生は自分が思い描いていたものとは違う。働く上でのストレスもありますが、いま現在の自分がまったく好きになれないため、見た目を意識する気も起こらないというのが一番大きい気がします。

 小説は、現在は官能の方を進めています。一度だけ、二次選考を突破したにすぎませんがやはりそこが一番可能性としては高いので。文字数は仕事のある日で一日800文字前後。ひところ、一日2000~3000文字をこなしていたことを考えるとペースはかなり落ちました。

 それでも5月には目途が立つと思うので、6月からはこちらの方で、ながらく中断していたpartypeopleの続きを書いていこうと思っています。

 方針として、これから新しいものを書いていくというよりは、自分のこれまで書いてきた作品をもう一度洗い直して、リニューアルさせていこうと考えています。時間がないというのもありますが、自分のやってきたことを煮詰めるのが一番の近道だと思っています。
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最近みた映画



 エスター

 最近観たDVDの感想を簡潔に書いていきます。

 ハー・マザー

 娘を殺害した婿と義理の母親の対話を描いた物語。
 まず、重要な証拠である娘のスマホが見つからないまま被告人の死刑が決まることはない。どう考えても警察がもっと真剣に調べて見つけ出すはず。
 その後、たかだか4桁のパスワードがいつまでも見つからないというのもおかしな話。1111から9999まで虱潰しに調べてる方法でも2か月もかからないと思う。
 昭和初期の警察の捜査が雑で裁判も無茶苦茶だったころならともかく、現代を舞台にこの展開は無理がありすぎる。
 ただ、お父さんが新興宗教を信じて酷い目に遭うシーンだけは真に迫っていた。

 相棒劇場版4

 映画版恒例のテロ系。
 右京さんがあまりにも犯人に都合よく動かされすぎであれじゃ猿回しの猿。
 あと出演者が高齢なためアクションシーンに迫力がない。
 長く続いているシリーズだが最近はなんとも。
 最初は頭脳の右京と人情の亀山がお互いの欠点を補う理想のコンビだったのが神戸以降は右京さんも丸くなって相棒不要という感じが強い。
 それでも相棒役はそれぞれのカラーがあっていいと思うのだが、個性ある脇役が減ったと思う。
 警察の幹部とかやたら出してくるけどハッキリいって誰一人として魅力がない。小野田官房長みたいに大局的な正義で動いているわけではなく魑魅魍魎という感じ。
 伊丹や角田課長が消えたらいよいよ終わりかなと思う。

 鬼畜

 緒方拳、倍賞美津子主演の昭和の名作
 実際の事件が元になっており、科学捜査が未発達で、身分証明の手段も今より少ない時代で子供の不審死や失踪がどのように扱われていたかがよくわかる。
 画質が荒いのもあるが現代の映画にはない鬼気迫る演技。

 愚行録

 妻夫木聡のぼそぼそ喋りはそういう演技なのだとしても酷過ぎる。何言ってるのかわからない。
 貧乏な家の子が奨学金を得てお金持ち大学に入学したけど、そこでエリートコンプレックスを見透かされ、足元を見られて都合よく利用され、結局彼らと自分は違うのだと思い知らされ、相手を惨殺・・という展開は大げさにしろ、青春時代にリア充と非リアということを意識した人なら何となくわかる内容ではある。
 うまく立ち回るヤツは確かにムカつく。でも、作中でもちょっと言われてたけど、気にしたら負けってこともある。特に若い時は、割り切るのは難しいけど。

 超高速!参勤交代

 時代ロードムービーの良作。主要登場人物のそれぞれに味があり見せ場がある。とにかくキャラに好感が持てるため爽やかな視聴後感。
 だが続編は普通のチャンバラ時代劇になってしまった。貧乏藩が数日で長距離の参勤交代を行うという無理難題を工夫してやり遂げるというのがよかったのに。内藤はただ優しいだけじゃなく物事の善悪を理解しており、切るべき相手は切るというキャラだったはずなのに最後に外道ののぶときに情けをかけるというのがよくわからん。
 まあ、それでも面白いのだが。とにかくキャラが抜群にいいので。

 たたら侍

 何をどう考えたら人からお金をもらってこんな酷い映画が作れるのだろう。主人公の五助が何をしたいのかわからないし、優柔不断すぎて終始イライラする。本当に時間を無駄にするので絶対に観ないでほしい。

 なくもんか

 コメディ映画だが、なにもかもがあざとすぎて笑えないし泣けない。

 
 ミスト

 後味の悪さが有名なホラー作品。
 極限の状況下で人間がどういう判断を下すかという心理面の描写は良かったと思う。
 軍が異次元の窓を開けたという話が出てからその異次元の方が気になってそっちを掘り下げて欲しかった。

 エスター

 リアルでエスター事件が起きたと聞いて視聴した作品。
 肝心のネタバレを先に知っても十二分に楽しめた。子役であの演技ができるのはスゴイ。
 サイコパスは確かにあんな感じ。理知的に行動してるように見えて実は自分で自分の首を絞めている。持ち前のずる賢さでその場しのぎはうまいけど、人の気持ちを思いやるという根本ができないので全体としてみると間違った結果に終わるという。

 小さな独裁者

 終戦間際のナチスドイツで脱走兵が大尉になりすまして虐殺行為を行うという、実際に起きた戦争犯罪を元にした作品。主役は演技がうまいわけではないのだが小悪党感はよく出ていた。



 

京都アニメーション放火殺人事件

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 当ブログでは主に1990年代から2010年代にかけて起きた事件について記事を書いておりましたが、当然ながら世の中ではそれからも多くの事件が起こっています。

 このブログを離れている時期に起きた事件で一番衝撃度が高いのは、やはり池袋の母娘死傷事故と京都アニメーションの放火事件でしょうか。

 社会的地位では対照的な二人の人物により引き起こされた悲惨な事件ですが、私が何か書くとすれば後者の方になると思います。

 容疑者の青葉真司は身寄りもなく、精神疾患を抱えており、かつての宅間守や加藤智大と似た状況にありました。社会では、今後人生において失うもののない「無敵の人」が増えこそすれ減ることはない、無敵の人に対する社会的な対策が急務である、という黒子のバスケ事件の犯人、渡辺博史の言葉は生き続けていることが、結果として証明されてしまいました。

 有史以来、人間の命をもっとも奪ったものが毒と火になると思われますが、火というのは便利な反面本当に怖い。本人も大やけどを負いましたが、大阪池田小事件や秋葉原事件を遥かに超える犠牲者を出したことで、ガソリンが刃物よりも殺傷力があることがわかりました。

 被害者の方にはご冥福をお祈り申し上げる一方、この事件で私が感心したのは、事件が起きた直後、犯人に対し、「死にたいなら他人を巻き込まずに、一人で勝手に死ね」というコメントを控えるべきだ、という論調が、メディアやSNSの中で起こったことでした。

 私もかつては事件を起こすあと一歩まで追い詰められていた人間としてよくわかりますが、実際問題、その手の正論というものは言った人間が気持ちよくなるだけで、言われた方には心のダメージにしかなりません。

 「死にたいなら一人で死ね」と言われ、本当にひとりで死ぬよりは、そう願う相手になるべく痛みを与えてから死のう。そう考えるのが、犯罪的傾向のある人間というものです。善悪を抜きにして、それが現実です。

 自分自身は経済的精神的に追い詰められてはおらず、犯罪を起こそうという気がなくとも、類似の事件を調べ、加害者の研究を丹念に行っていれば、それはわかることだと思います。

 まさに、過去の無差別殺傷事件の教訓であり、「死にたいなら一人で死ね」論に抑制をかけ、「死んでいい人なんか一人もいない、みんな必要なんだ」を初めに言い出した人、また広めるように努めたマスコミ、拡散に努めたSNSユーザたちに、私は拍手を送りたいと思っています。

 前回、世の中の就職状況は一時よりも良くなっている気がすると書きましたが、派遣や非正規という働き方も健在で、まだまだ格差はあり、安定にはほど遠い世の中ではあると思います。仕事や収入だけでなく、異性など交友関係でも格差はあります。

 「死ぬなら一人で死ね」ではなく、「死んでいい人なんて一人もいない、みんな必要なんだ」、という呼びかけがされるようになってきたのは一歩前進です。今度は社会のシステムが整備され、実が伴うようになれば、こうした「無敵の人」による事件も起きなくなるでしょうが、そんな日は訪れるのでしょうか。
 

生きている実感

itihasi.png

 早いもので今月も半分が過ぎようとしています。

 ちょっと気合の入った記事を書きたかったのですが、また日記の形になりそうです。

 早いといえば、このブログを開設してから間もなく7年の月日が経とうとしています。振り返れば当時は己の人生に絶望し、小説家になれなければ恨みのある人物に思い知らせて自分も死ぬしかないというところまで追い詰められていましたが、結果的にはいま現在、こうしてまっとうに職に得て生きていくことができています。

 結婚もして親もとから離れ、健康良好、ギャンブルや薬物など、生活が崩壊するようなヤバい趣味もない。ブログを開設した当時からは考えられないほど、いまの私は「普通」に生きています。

 26歳~32歳という年齢はまだ若く、やり直しの十分に利く年齢であるということだったと思います。これがあと5年遅ければ、そう簡単にはいかなかったでしょう。ただ、5年遅ければそもそもあれほど荒れることもなく、小説家を目指すということもしていなかったでしょうが・・。

 思い返せば、どうにもならないことも多かった人生でしたが、チャンスを棒に振ったことも多かった人生でした。勉強にしても、成人してからそれなりに世間で評価される資格が取れるなら、中学生のころから真剣にやっていれば名の知れた大学に行けたかもしれない。交友関係が充実していた時期もあった。女性方面にしても、これで中学、高校のころには、幾人かの女子に好意を寄せられることがあったのです。

 もっと充実した人生を送るチャンスを逃し、軌道修正に時間がかかってしまった原因を自分なりに分析すれば、人を思いやる気持ちが足りなかったというところに落ち着きます。例の女のような差別意識に満ち、こちらに言いたい放題言ってきた人間に配慮する必要はないと思っていますが、こちらを悪からず思ってくれた相手に、後ろ足で泥を引っ掛けるような態度ばかり取ってきたのはつくづく悔やまれます。

 市橋達也は手記の中で、「感謝」という気持ちを知っていれば、あんな事件は起こさなかっただろうと語っていました。彼が事件を起こしたのは27歳、加藤智大が秋葉原にトラックで突っ込んだのは26歳。この辺の年齢で気づけるかどうかが、人の道を踏み外すか、踏みとどまるかの境になるのかもしれません。同じように、人の気持ちを理解できない側の人間でありながら、彼らは一線を越え、私は踏みとどまれた。ほんの紙一重の、際どい差で、私は彼らとは別の空間で生きています。

 今の暮らしは穏やかですが、どこかで、働いたり働かなかったりしながら、小説家を目指して、日々文量をこなしていたあの時期のことを懐かしく思います。

 市橋達也は約3年あまりの逃亡期間、苦労苦労の連続だったでしょうが、それでも私は、あのときの彼には、生きている実感があったと思うのです。27年の間、死んだように生きていた彼が、唯一自分の生を実感できたのが、西日本各地を放浪し、お遍路参りもし、飯場労働もしたあの3年間ではなかったかと、私には思えてならないのです。

 学業、就職、友人、結婚、家庭という暮らしの中にはどうしても生きている実感を見出せず、隙あらば非日常に戻ろうとしてしまう人間はいると思う。というか、人の本質がそうなのかもしれないとも思っています。

 今の会社をもちろん簡単にやめるつもりはありませんが、しかし、完全にあの会社の人間になるということは、私にはできないと思う。今の私は生きてはいるが、活きてはいない。私はやはり、頭の動く限り書き続けなくてはならない。

 これが正解なのかわからない。時間を無駄にしているだけかもしれない。それでも、昔よりペースはずっと落ちても、私は書き続けていたいと思う。

 

職業訓練校 3

職業訓練

 新年あけましておめでとうございます。

 今回は職業訓練校編の最後のお話を書いていきます。

 第二種電気工事士の資格を取ってからの日々は穏やかなものでした。職業訓練校で行われる授業は広く浅く、授業を受けただけでは資格は取れないことはわかっていましたから、職業訓練が修了するまでの授業はひたすらボーッとしていました。

 あまりに酷く見えたのか、教官からも一度注意を受けましたが、馬耳東風でやり過ごし、修了までの時間を稼いでいました。

 職業訓練校には変な人が多いと紹介しているブログもあり、私を含め間違いではないのですが、人に迷惑をかけるような人はおらず、学校での暮らしは平和でした。

 これといった目標もなく、いますぐやらなければいけないこともない。学校で行われる授業を真剣に受けていようがいまいが、一定の収入は保障される。そんな日々の中で、私は次第に気が抜けていきました。

 のちの就職活動の苦労を考えればそれがいけなかったわけですが、気持ちが楽になった部分はいいことでした。

 かつての私は、小説家にならなければ生きてはいけないというところまで自分を追い込み、日夜執筆活動に明け暮れていました。そうした道を選ぶ原因となった自分の傷の痛みを、ある程度の収入と、義務や束縛の少ない自由が保障された暮らしを続けていく中で、段々と忘れていました。

 あまりにも腑抜けすぎて、就職活動さえどうでもいいことのような気がして、一度は家から近く、仕事が楽だからというだけの理由で、酷い賃金の会社を選んでしまったのは失敗でしたが、どうにか立て直して正社員の条件での就職にこぎつけることができました。

 小説家になることだけを考えていた時期に比べて、なにか生きがいのようなものはなくなってしまいましたが、正直、今は心がとても楽です。B級グルメや旅行、ゲームなどして、人生を楽しむ余裕があります。しばらくは、この穏やかな日々を大事にしていたいと思っています。

 しかしもちろん、自分が生まれた苦しみと、生きることの業を、完全に忘れたわけではありません。火種はずっと燻っていますし、いつでも燃やす覚悟はできています。また、未来永劫これが続くよりは、また執筆のモチベーションを取り戻し、自分の作品を世の中に出すという目標を叶えたいと思っています。

 来るべきそのときまで、最低限の筆力を維持するためのトレーニングとして、このブログも活用できれば、と思っています。よろしくお願いいたします。
プロフィール

asdlkj43

Author:asdlkj43

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